私が毎日、最低一度はやるポーズとは言えないほど簡単なポーズです。たくさん歩いた後なども、この姿勢で休むと疲れが回復していきますし、腰がつらい時などにこのポーズで数分休むと腰がとっても楽になります。長時間座っていることが多い人も、一日に数回、お勧めのポーズです。
ヨガのポーズをサポートするためのヨガ・ブロックというものが通販でも700円くらいからありますし、アメリカの大きなスーパーでも最近よく見かけます。一つ持っていると様々に利用できるので、おすすめです。
妊娠中は、赤ちゃんの重みで内臓が下垂しがちですので、このポーズで休むと、体にいいです。
初めての方は、ブロックを横に寝せて一番低くくして使いましょう。
このポーズの効果:
- 仙骨(sacrum)のでっぱりを直す
- 下垂した内臓を上げる
- 内臓が上がることにより子宮頚管への圧迫が取れる
- 大腰筋(psoas major muscle)を伸ばす
このポーズの解説;
- 上向きにに寝ます。ひざを曲げ足を床につきます。足は腰幅で平行。
- お尻を持ち上げて、ブロックをお尻の下に敷きます。(ブロックは横向き)ブロックを腰の下に決して敷かないこと。正確には仙骨部分に当てます。
- ブロックの高さはお好みですが、最初は一番低い位置から始めましょう。手のひらは天井に向け胸を開きましょう。
一番高い位置までやる必要はありません。自分が気持ちよいと感じる高さで、気持ちよさを感じ、決して無理をしないようにしましょう。
反り腰の人は仙骨も飛び出しています。すると骨盤を前後左右につなぐ靭帯の張りがアンバランスになり過緊張の状態となり神経の圧迫が生じ腰痛へとつながります。