ヨガインストラクターの不適切行動

ヨガ・インストラクターのスキャンダル

この数年アメリカではヨガの男性指導者の女生徒に対する性的な不適切行動が問題になっています。ごくごく最近では、新星のごとく現れ一斉風靡したアヌサラヨガの指導者ジョン・フレンド。アヌサラヨガは一時はアメリカの人気ヨガの5本の指に入っていました。

私の師匠がアヌサラ系だったために、私も当時は随分アヌサラヨガに傾倒し、ジョンフレンドのワークショップにも参加したことがあります。体育館いっぱいに集まった100人以上の生徒に冗談を交えながら指導をしていて活気にあふれていました。ジョンンフレンドが指導を行う壇上には、紫の垂れ幕やら花が飾られ、正にグル(サンスクリット語で指導者、尊師)感満載でちょっと違和感がありました。

飛ぶ鳥を落とす勢いで、西海岸にヨガの聖地を作る計画が進んでいたようですが、ある日、突然、彼の不適切行動の一部始終が内部告発でオンライン上で公になりました。URLが、日本語にすると「ジョンフレンドをさらす」。

ちょうど私がアヌサラのティーチャーズトレーニングを受講している最中のことで、15人ほどの受講者は騒然となりました。その後、多くのインストラクターが苦汁の決断でアヌサラの名前を捨てることを選びました。私の師匠も、壁に飾ってあったアヌサラ・インストラクターの証明書をはずしました。

既にヨガ界で有名になっていたアヌサラのインストラクター達は、自分ブランドのヨガを発案して、生き残って行きましたが、私がティーチャーズトレーニングを受講していたヨガスタジオは、その後閉鎖に追い込まれました。アヌサラ・ヨガはまだ存在はしますが、以前の勢いはすっかりなくなり、絶滅危機種状態です。その教えはわかりやすく、とても質が高いインストラクターが多かったのに非常に残念です。

過去のグルのスキャンダル

グルと慕われ尊敬されてきた多くのインド出身のインストラクター達も、次々と性的被害で訴えられてきました。有名どころでは、ホットヨガのビクラム氏(Bikram Choudhury) 、アシュタンガヨガのパタビジョイス(Pattabhi Jois)、Kausthub Desikachar(父親は故TKBディスカチャー。故Krishnamacharyaの孫。)さらに過去に遡るとスワミ・ムクタナンダ(Swami Muktananda)、 スワミ・サッチダナンダ(Swami Satchidananda)、 スワミ・ラマ(Swami Rama/NY近辺のヨガリトリートで有名なヒマラヤン・インスティテュートの創設者)。

指導者の仮面をかぶった狼にご注意

ookamiカリフォルニアで1980年代からインストラクターをしていた人に聞いたのですが、昔からインストラクターによる性的被害を耳にしていたということです。男性の先生と若い女性の生徒という力関係もあるのでしょう。特にヨガの指導者はアメリカではインド人のグルでなくても精神的な指導者と見られるがちことも多いため、大いなる勘違いをしてしまうという面もあるでしょう。(聖職者にも悪い人はいますし・・・。教会の神父による少年に対する性的犯罪が大きな問題となっています。70年以上にわたり300人以上の聖職者が1000人以上の少年を性的虐待したというものです。)たまたまフィジカルな面でのヨガに優れている人が饒舌にスピリチュアルなことを語って悟った指導者顔をしていることも多いと思います。指導者やスピリチュアルリーダーの仮面をかぶった狼にはくれぐれも気をつけましょう。(場所を変えて指導を続けている狼も多いので気をつけましょう。)

Yoga Predators-Sexual Predators in Yoga

こんなサイトを見つけました。Sexual Predatorsとは性犯罪者という意味です。過去に問題のあった指導者のリストです。(自分自身で調べて自分で判断してください。)

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