ウジャイ呼吸法と効果

ウジャイの呼吸で体を温める

ハタヨガでは、ヨガの呼吸は、腹式呼吸そして吐く息も吸う息も鼻からです。そしてウジャイ(Ujjayi/victorious breath 勝利の呼吸)の呼吸を使います。ウジャイの呼吸というのは、喉の奥の声帯部分を狭めてする呼吸です。コツはつかんでしまえば簡単です。寒い時に手を暖めるために、息をハーッと手に吹きかけますよね。喉の気道を狭めるなんて、まったく意識しないでやっていると思いますが、この時、気道は狭まり息が温められて外に出ます。

ウジャイ同時に体の中でも、温められた息が対流して体を温めて行きます。吸うときも、鼻で暖められて入ってきた空気が、狭められた気道をゆっくりと入ってくることによって体を温めます。このような呼吸とヨガの動きを組み合わせることによって体はどんどん温かくなっていきます。

ウジャイの呼吸のやり方

理論はここまでで、実際に練習してみましょう。

ウジャイの呼吸STEP BY STEP
  1. まずは手を口の前にかざして、手を温める時と同じように、ハーッと吐きます。この時、喉の奥に注意を向けてください。2~3度繰り返します。
  2. 次にハーット吐いた後、そのままの状態で息を吸います。吐くときも吸うときも喉からハーッと音が出ています。これを5回位繰り返してコツがつかめたら
  3. 次にハーッと吐いている途中で、ゆっくりと口を閉じて、喉の状態を保ったまま、鼻から吐き続けます。そのままの状態で息を吸います。

呼吸の際に顔や舌や顎、口の周りを緊張させないようにしましょう。音はあくまでも喉の奥で出ています。いびきの真似をする時のように鼻の付け根あたりで音を出している気になっていないか注意してください。

狭めているのは気道で、咽頭と気管の間にある軟骨のような部分にある声帯です。

以上がウジャイの呼吸です。吐くときも吸うときも喉の奥から呼吸の音がします。ささやく時の喉の使い方です。スターウォーズのダースベーダの呼吸のような音です。海のさざなみの音のようでもあります。

ウジャイの呼吸で自律神経を調整する

ヨガをしながら、この音に集中することは、イコール、マインドフルネスです。ウジャイの息は、普段でも心を落ち着ける時に、その深く呼吸をして、その音に耳を傾けることで心が落ち着きます。私たちは生まれてから死ぬまで、自律神経の働きによって、自動的に呼吸をし続けますが、意識的に呼吸を働かせることで、反対に自律神経を調整してあげるのです。

ハタヨガでは一般にヨガの間ずっとウジャイの呼吸をします。

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